VIEW21 2002.4  指導変革の軌跡 福井県立美方高校

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福井県立美方高校

地域との連携
地域の信頼と協力を得るため
再起をかけて改革に取り組む

福井県立美方高校
創立34年目。地元三方郡住民の強い要望により設立される。地域・地元中学校との連携を強化する中で、学校の充実、特色ある学校づくりに努める。「明・強・清」の校訓の下、生徒一人ひとりの学習と特別活動両面の文武両道を目指している。
住所/福井県三方郡三方町気山114 電話/0770(45)0793

写真 設立 1969年(昭和44年)
形態 共学/普通科、生活情報科、食物科
生徒数(一学年) 約200名
01年度入試実績 国公立大には福井大5名、福井県立大3名など40名が合格。私立大には立命館大、近畿大などをはじめとして、延べ58名が合格。

美方高校……取り組みのポイント

  1. 地域の人々が高校をバックアップ
    1口1000円で誰でも参加できる美方高校後援会を設置。運動部、文化部の活動を資金面でバックアップする他、インターンシップや保育・介護体験実習などの行事に協力する。
  2. 新入生宿泊研修
    入学直後に行われる宿泊研修の目的は、生徒に高校生としての心構えを持たせること。保護者に「息子、娘への手紙」を書いてもらい、生徒に配付する。
  3. きめ細かな個別指導体制
    多彩な進路希望を持つ生徒一人ひとりの状況をすべての教師が把握し、指導に取り組む。


写真 写真
福井県立美方高校校長
長谷光城
Nagatani Mitsushiro
教職歴35年目。同校に赴任して14年目。「生徒が自分で学んでいく力をどう引き出すかを常に考えながら、生徒と接しています」
福井県立美方高校教諭
藤田盛一
Fujita Seiichi
教職歴22年目。同校に赴任して14年目。進路指導部長。地歴担当。「素直な感性を大切にしながら、それをベースにした多様な価値観を生徒の中に育てていきたい」

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