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■研究テーマ |
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研究内容1 |
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Critical thinkingを重視した4技能の習得 |
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A:到達目標、シラバス及び評価法の開発
B:(1)ライティング、(2)スピーキングとリスニング、(3)精読、(4)多読 |
研究内容2 |
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Criterionを組み入れたライティング指導法の開発 |
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■そのテーマを研究しようと考えた背景 |
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帰国生徒が中学校・高校をあわせて100名以上在籍する本校では、付属中学校段階から音声重視の英語指導を行ってきた。しかし、SELHi事業の該当学年の中には、読む力や聞く力があっても、それを書く力や話す力に結びつける能力が弱い生徒が目立っていた。そこで、受信能力の養成を重視しつつも、発信能力を高める取り組みを授業の中で展開したいと考えた。 |
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■当初期待していた成果 |
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・英語圏の大学に留学できる程度までの英語力の伸張 |
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■対象クラス、生徒人数 |
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03年度高校1年次生約295名 |
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■指導教員、教員人数 |
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■指導計画 |
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・1年:英語I(4単位)、OCA(2単位) |
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■一連の指導の流れ |
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・1年:英語I(4単位)、OCA(2単位)
英語Iでは、教科書のテーマについて英問英答など内容理解を中心とした活動を行った後、学習テーマについてfluencyに重点を置いた発表活動を行った。OCAでは、社会人特別講師によるリスニングとスピーキングを主体とした授業と外国人講師による英会話をそれぞれ週1時間実施した。
・2年:英語II(4単位)、ライティング(2単位)
英語IIのうち1時間を英語IIの発展的内容について、4技能のバランスに配慮しながら、書くことを中心とした授業に取り組んだ。
・帰国生徒
本格系Theme-based Teachingを実施。NSによる文学を中心とした授業に加え、Team-Teachingによるスピーチとライティングの授業を展開した。LANやWWWを授業に取り入れる試みや、授業に生かすための言語能力調査(英語・日本語)を実施。
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■関連資料や教材・プリント・テストなどについて |
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■成果 |
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・GTECの校内平均点が約75点向上。
・英語圏の大学入学レベルの生徒は、1年次の4名(1.7%)から2年次に24名(10.7%)に増加。
・リスニング力が大幅に向上。校内平均グレードが6(留学に耐えうるレベル)になった。
・ライティング力は校内平均グレードが4から5に上がり、平均得点も20点以上向上。特に英語が不得意な生徒の伸びは大きかった。 |
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