未来をつくる大学の研究室 鳥取という地の利を生かし「人の役に立つ」乾燥地研究に挑む
恒川篤史

恒川篤史 教授

Tsunekawa Atsushi
鳥取大乾燥地研究センター教授。農学博士。専門は保全情報学と環境計画学。東京大大学院農学系研究科農業生物学専門課程博士課程修了。環境庁国立公害研究所(現・国立環境研究所)研究員、アメリカ・ハーバード大留学、東京大大学院農学生命科学研究科助教授、内閣府総合科学技術会議事務局参事官補佐併任(環境・エネルギー担当)を経て、現職。文部科学省のグローバルCOEプログラム「乾燥地科学拠点の世界展開」の拠点リーダーも務める。

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未来をつくる大学の研究室 23
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鳥取大 乾燥地研究センター 生物生産部門 恒川篤史研究室
鳥取という地の利を生かし
「人の役に立つ」乾燥地研究に挑む

乾燥地は世界の陸地面積の約41%を占めている。そこには、砂漠化や人口増加による食糧難、貧困といった課題が山積している。乾燥地での生活環境を改善し、人々の営みを少しでも豊かにしていくにはどうすればよいのか。鳥取大の恒川篤史教授(グローバルCOEプログラム「乾燥地科学拠点の世界展開」の拠点リーダー)は、乾燥地の現状分析にとどまらず、現地の人々が植えることによって収入を得られる植物を研究する。目指すは、持続可能な暮らしや生態系づくりだ。

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