第1回 中学校英語に関する基本調査(生徒調査)・速報版

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2.中学校での英語学習

英語の得意・苦手

英語を苦手と感じている中学生は約6割。
そのうち8割弱が、「中1の後半」までに英語を「苦手」と感じている。

Q.あなたは英語が得意ですか、苦手ですか。

図2-3:英語の得意・苦手

Q.あなたが、英語を苦手と感じるようになったのはいつ頃からですか。

図2-4:英語を苦手と感じるようになった時期

※「現在」は、本調査を実施した1〜2月(中2の後半)を示す。
※英語の「得意・苦手」について「やや苦手」「とても苦手」と回答 した1,833名 のみを対象。
※「無回答・不明」は省略。

【図2-5:英語に対する認識】


「得意」「苦手」、「好き」「嫌い」をもとに、英語に対する認識の4タイプを作成した。詳細は以下の通りである。「あなたは英語が得意ですか、苦手ですか」という質問(図2-3)で「とても得意」「 やや得意」を選択した場合を「得意」とし、「やや苦手」「とても苦手」を選択した場合を「苦手」としている。「 あなたは、どの教科が好きですか」という質問(図2-8)で、「英語」を選択した場合を「好き」、選択しなかった場合を「嫌い」としている。「 嫌い」と回答しているわけではないが、ここではわかりやすさを考慮して、「嫌い」と表記している。

図2-5:英語に対する認識

英語の得意・苦手についてたずねたところ、英語を「得意(とても+やや)」という回答は約4割であるのに対し、「苦手(とても+やや)」という回答は6割と、「苦手」が「得意」を大きく上回る。さらに、「苦手」と感じるようになった時期は、「中1の後半」がもっとも高く、全体では「中1の後半」までに8割弱が苦手と感じている。なお、「得意・苦手」「好き・嫌い」によって英語に対する認識をタイプ分けすると、「苦手・嫌い」の中学生が6割弱を占める。

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