カリキュラム研究開発室

調査・研究データ

アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究
分析事例Ⅳ
安田学園安田女子中学高等学校 「SS科学言語」における批判的思考力(CT)の向上の取り組み

関連タグ: アクティブ・ラーニング 求められる資質・能力と学び アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究 21世紀型能力

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研究の目的

 次期学習指導要領でも目指されているこれからの社会を生き抜くために必要な資質・能力の育成にはどのような指導や評価が必要になるのか。

 ベネッセ教育総合研究所カリキュラム研究開発室では、「アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究」を立ち上げ研究を進めている。

 今回とりあげる安田学園安田女子中学高等学校は、「社会に貢献できる品格ある女性の育成」を目標に掲げて教育活動を行う中高一貫教育校である。高校は、2012年度からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受け、その一環として、同校の教育研究部を中心に、批判的思考力の育成に力を入れている。

 今回は、SSH対象クラスで実施している学校設定科目「SS科学言語」に着目し、安田女子中学高等学校 岸田宜治先生、教誓悠人先生、東京工業大学 名誉教授 赤堀侃司先生、玉川学園 後藤芳文先生にご参加いただき、その指導と評価について研究を行った。

 

レポートの概要

●研究テーマ

安田学園安田女子中学高等学校「SS科学言語」の授業における批判的思考力(クリティカル・シンキング)の育成・向上を目指した指導と評価について。


●研究方法

「SS科学言語」の授業における批判的思考力の育成・向上を目指した教育活動の、ねらい、活動内容、教材の工夫などについて聞き取りを行い、指導と評価のポイントを、ディスカッションを通じて明らかにする。


●研究参加者

安田女子中学高等学校 教諭/理科主任/SSH委員会副委員長 岸田宜治先生           教諭/国語科 教誓悠人先生 東京工業大学 名誉教授 赤堀侃司先生
玉川学園 SSH実行委員,学びの技担当(代表) 後藤芳文先生
ベネッセ教育総合研究所カリキュラム研究開発室 研究員


●研究時期

2017年2月

レポートの目次

レポートの目次
Ⅰ-1 研究方法と研究体制
Ⅰ-2 安田学園安田女子中学高等学校 「SS科学言語」の取り組み
Ⅱ‐1 ねらい
Ⅱ‐2 育成を目指す能力
Ⅲ‐1 1年間の教材と流れ(SS科学言語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
Ⅲ‐2 年間計画を立てる上で重視する点
Ⅲ‐3 1教材を1単元とした場合の基本的な授業展開
Ⅲ‐4 授業展開と指導,評価
Ⅲ‐5 教科書活用/独自教材/独自ワークシート
Ⅳ‐1 振り返りによるPDCAサイクルの実践:教員自身①
Ⅳ‐2 振り返りによるPDCAサイクルの実践:教員自身②
V.  「批判的思考力テスト」 結果
Ⅵ   まとめ


関連情報

≫特集 アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究

≫教育フォーカス【特集15】アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究  ~授業レポート~ [第4回] 独自ワークシートの「問い」と教科書で、クリティカル・シンキングを育む ~安田学園安田女子中学高等学校の「SS科学言語」の実践

関連調査ラインナップ

≫「アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究」 研究成果のまとめ

≫「協働から個の思考を深める学習モデル」 実証研究レポート ~主体的・対話的で深い学びを実現するためのICT活用と評価の実践~

≫アクティブ・ラーニングを活用した指導と評価研究
分析事例Ⅲ 東京都立国立高等学校 生物における 教科学力と生徒自身が学び取る力の向上の取り組み

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分析事例Ⅱ 東京都立戸山高等学校「SSH」における課題発見能力,課題探究能力,成果発表能力(日本語・外国語)の育成と家庭基礎ホームプロジェクトでの取り組み

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分析事例Ⅰ 玉川学園 「理系現代文」における批判的思考の育成

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