高等教育研究室

高等教育研究室について

設立背景

木村 治生

高等教育研究室長木村 治生

高等教育研究室は、高等教育を中心に「高大接続」や「大社接続」領域における学習者の学び・成長と、それを促進する教育の在り方についての研究・開発を担当します。
乳幼児から社会人まで幅広い領域を研究対象とするベネッセ教育総合研究所の「出口」を担う研究室です。


目的使命

つい最近まで最新だったはずの技術や考え方が、あっという間に陳腐化し新しい価値が要請される。こうした現実を、私たちは日々目にしています。今後一層進む激しい社会変化の中で、私たちは自ら課題を発見し、探求し、解決していく、しなやかな学び手であり続けることが益々求められています。

こうした変化に対して高等教育はどのように指導と学びを変え、その成果を評価し、次の指導と学びにつなげていくのか。高等教育研究室では、初等中等教育段階までの子どもの成長を見据えながら、社会という大海原に繰り出す一歩手前である高等教育機関が果たすべき役割や可能性を研究・開発し、教育現場の課題解決に役立つ提言を行っていきます。

また、社会との接続の観点から、目指す高等教育や実態を他の学校段階にも積極的に発信していくことを通じて、今と未来の日本の教育をより良くしていくための議論の場も提供していきます。

研究領域・研究テーマ

学び続ける力を獲得・強化する高等教育の環境を科学し、社会との接続を見据えた高等教育改革の在り方を提案していきます。

主な研究・活動テーマ

  • 学習者の主体性を引き出す要因と学生の意識・行動の変容を促す支援のあり方の研究
  • 高等教育における<目標-指導-評価>の一体的運用に関する方法論の開発
  • 職業教育を通じた学び・成長・社会への移行の在り方に関する研究
  • 社会で学び続ける人材の能力要件に関する研究
  • 社会との接続をみすえた教育の在り方を考えるプロジェクト など

高等教育改革の今日的テーマを捉えた各種の研究・開発を行っていきます。

研究室概要

研究員

木村 治生 (きむら・はるお) ベネッセ教育総合研究所副所長/室長/主席研究員
ベネッセコーポレーション入社後、初等・中等教育領域を中心に子ども、保護者、教員を対象とした意識や実態の調査研究、学習のあり方についての研究、教育市場(産業)の調査などを担当。文部科学省や経済産業省、総務省から委託を受けた調査研究にも数多く携わる。東京大学客員准教授(2007年、2014~16年)、文部科学省「中高生を中心とした子供の生活習慣づくりに関する検討委員会」委員(2013年)、「中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業」における選定委員会委員(2017年)、光り輝く「教育立県ちば」を実現する有識者会議委員(2014年)、富山県学力向上対策検討会議アドバイザー(2014年)、草加市子ども教育連携推進委員会専門部会委員(2014年~)など。専門は社会調査、教育社会学。

佐藤 昭宏 (さとう・あきひろ) 研究員
初等中等教育から高等教育分野まで幅広く、子ども・保護者・教員を対象とした実態調査や私教育市場に関する調査研究の設計・分析を担当。近年は大学や専門学校を中心とした高等教育機関や地方自治体の教育委員会との実践研究を通じた教育の質向上に関する調査・研究・開発活動に従事。生涯学習時代における学校教育と職業・社会のつながり方、青年期の主体的なキャリア形成を支援する場のデザインに関心を持っている。
文部科学省「専修学校版デュアル教育推進事業」(2016)、「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」(2017~)【受託先:一般社団法人 全国専門学校教育研究会】事業推進委員。

松本 留奈 (まつもと・るな) 研究員
民間シンクタンク、(株)ベネッセコーポレーションの営業部門を経た後、ベネッセ教育総合研究所に入所し、幼児分野における各種調査の設計・分析を担当。近年は高等教育領域を中心とした調査研究に従事している。学生の主体的な学修ならびに生涯学習支援の在り方に関心を持っている。

岡田 佐織 (おかだ・さおり) 研究員
大学職員として学生調査の企画・運営業務に従事した後、ベネッセ教育総合研究所に入所。大学事業部、教育事業本部を経て2015年4月より現職。この間、教育研究情報誌『BERD』編集、学生調査・アセスメントテストの設計・分析、大学FD・IRに関するコンサルティング活動等に従事。現在は大学と共同で「学生の学習と成長のプロセス」を可視化する研究に取り組んでいる。東京女学館大学非常勤講師(2014)、日本教育大学院大学教員免許更新講習講師(2009-2014)、相模女子大学非常勤講師(2016-)。高等教育領域に関連する執筆物:「新入生の実態に合わせたカリキュラム開発」『工学教育』(2013、公益財団法人日本工学教育協会)。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。修士(教育学)

満都拉 (マンドラ) 特任研究員
2002年中国で修士号(教育学)を取得。2008年新潟大学修士課程に進学。キャリア教育を専攻し日本での修士号(教育学)を取得。2010年東京大学の博士課程に進学し、社会教育学を専攻。2013年9月東京大学を満期退学し、お茶の水女子大学にて特任リサーチフェローとして所属。2014年4月よりベネッセ教育総合研究所高等教育研究室特任研究員に就任。

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