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第1特集
成功例・失敗例から学ぶ学力向上のツボ
【はじめに】
2007年度に文部科学省「全国学力・学習状況調査」が始まって以来、少人数指導や家庭学習指導など、先進県の取り組みが数多くの自治体で取り入れられたが、数年を経た現在、成果につなげたところもあれば、伸び悩んでいるところもあるというのが実情だろう。なぜうまく行くところと行かないところがあるのか。今回の特集ではその要因を、学力調査の結果を分析し、数多くの自治体の取り組みを見てきた有識者からのアドバイスと、実際に学力向上につなげた2つの自治体の事例を見ていく中で探っていきたい。
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【「全国学力・学習状況調査」担当官からのメッセージ】
誤答分析を通して課題を見いだし、
実態に応じたPDCAサイクルの確立を
国立教育政策研究所 教育課程研究センター
研究開発部 学力調査課長 小久保智史 -
【成功例・失敗例から見えてきたこと】
納得の行くビジョンを示し、
教委と現場のベクトルをそろえることが、施策成功の鍵
大阪大学大学院人間科学研究科教授 志水宏吉 -
【成功事例1】
県・町・学校の一体的な取り組みで、
秋田県内でも高水準の学力を維持
秋田県八峰町 -
【成功事例2】
「一人も見捨てへん」のビジョンを現場に浸透させ、
学力向上につなげる
大阪府茨木市
第2特集
VIEW'S REPORT
連載
Reader's VIEW
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