報告書の概要
調査の目的
21世紀(2010年)の教育環境(主に高校教育環境)を予測することによって、今後の教 育の動きを構造的に把握するとともに、21世紀(2010年)に求められる教育のあり方に ついて、考える材料を提供することを目的とし、この調査を企画・実施した。
調査対象
調査日的を達成するため、政治学、経済学、社会学、教育学をはじめとする学者、研究者およびマスコミ等の有識者を次にあげる名簿より600サンプル抽出し、対象とした。
- ア
- :ベネッセ教育研究所協力者名簿
- イ
- :マスコミ電話帳(政治学、経済学、社会学の欄より学者、研究者を全数抽出)
- ウ
- :教育社会学会名簿(大学院生を除く教授、助教授。等間隔抽出)
調査方法および調査期間
調査対象者に対し、郵送アンケートによる調査を2回実施(デルファイ法)。 調査対象者は2回とも同様。
- ア
- :1回日調査1996年3月25日~4月30日
- イ
- :2回目調査1996年7月1日~7月22日
調査内容
2010年の教育環境(主に高校教育環境)に関する予測29項目
(詳細は調査票見本参照)
回収状況
・1回目調査発送総数600票-有効回収数104兼(有効回収率18.5%)
・2回日調査発送総数600票-有効回収数200粟(有効回収率33.3%)