初等中等教育研究室

調査・研究データ

小・中学生の学校外学習に関する調査 [1996年]

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報告書の概要

研究テーマ設定の背景

目前に迫った21世紀に向けて、日本の教育やこれを取り巻く状況は大きな過渡期を迎えている。 そして、第15期中央教育審議会の答申に代表されるように、その最も重要なキーワードの1つとして「生きる力」が挙げられている。

この「生きる力」を特に生涯学習という観点から考えてみると、学校という学習への一種の強制力を持つ場を離れた後も、学ぶ課題・方法を自ら発見・工夫し、自己を駆り立て柔軟に変化させ学び続けるカーすなわち「自己学習力」と言い換えることができるのではないだろうか。

学校過5日制の完全導入など、学校外での学習が今後ますます重要性を増してくると思われ、本研究の必要性を強く感じるところである。

研究の目的


(1)小・中学生の学校外、特に家庭での自己学習行動・意識の実態把握
(2)自己学習行動・意識に影響を与える(人的・物的)環境の実態把握
(3)子どもとその環境との相互の関係性や、発達差・性差についての分析

調査方法


(1)時期:1996年5月~6月

(2)対象:神奈川・埼玉・千葉・東京の都市部にある公立小・中学校の小学4年生
~中学2年生の児童・生徒、各学年800サンプル(計4,000サンプル)、
及びその保護者(計4,000サンプル)

 

(3)方法:学校を通し、上記対象に対して子ども、及びその保護者用の自記式
質問紙を配布・回収(調査校についてはランダムサンプリング)。

 

(4)回収状況:子どもの学年別、及び保護者全体の回収率は以下の通り。 
小4(75.6%)、小5(92.0%)、小6(77.0%)、中1(64.9%)、
中2(86.4%)、保護者(74.1%)

 

調査報告書の目次・詳細

刊行のことば・目次

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(270KB)

I章 研究結果の概要と提言

お茶の水女子大学教授・無藤 隆

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(613KB)

II章 研究の概略

ベネッセ教育研究所研究員・
沓澤糸(以降、V章以外執筆)

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(265KB)

III章 研究仮説

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(286KB)

IV章 回答の分布状況 ~単純集計結果より~

[子どもの回答状況]

<トピック1>学校外学習実態の小・中学生比較

<トピック2>小・中学生の受験希望

<トピック3>子ども自身による学習環境作りの実態

<トピック4>小・中学生の学習観

<トピック5>一人学びで困ったときの相談相手

<トピック6>自己観(有能感・自尊心)の小・
               中学生比較

[親の回答状況]

<トピック1>子どもへの期待・願い

<トピック2>学校外教育の利用実態と意識

<トピック3>子どもへの関与の実態

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(1,302KB)

V章 分析結果と考察

1.子どものデータからの分析

2.親のデータからの分析

3.研究仮説の検証

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(1,976KB)

VI章 今後の研究課題

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(218KB)

調査票見本 (児童・生徒用)

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(1,700KB)

調査票見本 (保護者用)

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(843KB)

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