報告書の概要
調査テーマ
高校生の教科観 〜受験の学力・生活する学力〜
調査内容
どの授業が役立つか?/英語の授業が好きか?/家庭科を学ぶ意味は?/英語の授業に望むこと/社会科の望ましい授業方法/音楽を学校で勉強する意味/家庭科の学習の楽しさ など
調査時期
1998年2月〜3月
調査対象
(1)英語・社会科・音楽についての調査
新潟・東京・埼玉の公立高校5校
普通科1・2年生1,718名(男子984名、女子734名)
(2)家庭科についての調査
東京・埼玉の公立高校普通科
1・2・3年生618名(男子347名、女子271名)
※モノグラフ・高校生は『CHILD RESEARCH NET(チャイルド・リサーチ・ネット)』で公開されています。
調査報告書の目次・詳細
要約
はじめに
(深谷 昌志)
1.高校生にとっての学力とは
2.サンプルの概要
第1章 学校英語と英語の教科観−受験英語から生きた英語へ−
(穂坂 明徳)
1.高校生を取り巻く語学環境
2.学習スタイルと英語授業への期待
3.学校英語と新たな英語の教科観の形成
第2章 生徒の社会科観と望ましい授業方法−受験と教養のはざまで−
(蒲生 眞紗雄)
1.社会科の選択と好感度
2.社会科のイメージ
3.望ましい授業方法
第3章 「芸術科音楽」に対する教科観−男女差の背景と学校差の影響−
(西島 央)
1.履修の様子
2.音楽科選択の理由
3.授業の中心的な活動とよく扱ったジャンル
4.授業中の様子
5.中心にしてほしい活動と扱ってほしいジャンル
6.音楽科の授業の感想
7.音楽を学校で勉強する意味
8.学校音楽以外の音楽経験
9.ふだん聴く音楽のジャンル
第4章 家庭科−身につけたい学力と授業とのギャップ−
(三枝 惠子)
1.男女必修の家庭科の現状
2.生徒が家庭科に求める学力とは
3.家庭科の今後の課題
まとめに代えて−「生活のための学力」への転換を−
(深谷 昌志)
1.自発的に加われる内容を
2.生涯学習の中へ位置づけよう