データからみる教育 校内活用版 家庭学習指導が学力の二極化を防ぐ

VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
  PAGE 2/7 前ページ  次ページ

2 供給が多い大都市になるほど通塾率も高くなる

 では、家庭学習時間に影響していると思われる子どもたちの通塾状況はどうなっているのだろうか。図2は、通塾率を地域別で比較したデータである。学習塾に通っている割合は、郡部(42.9%)と大都市(54.5%)の間で10ポイント以上の開きがある。また、中都市の通塾率は44.0%であり、塾の需要・供給がともに多い大都市が突出して高いことがわかる。
  学習塾に通っている目的としては、「高校を受験するため」が約47%、「学校の勉強がわかるようになるため」が約45%である。
図2

  PAGE 2/7 前ページ 次ページ
目次へもどる
中学校向けトップへ