学びが深まるIT活用 IT活用促進の鍵
VIEW21[中学版] ともに語る、考える。ベネッセの教育情報誌
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学びが深まるIT活用

ITの活用促進の鍵

調べ学習やまとめ学習、作品を作るなど、コンピュータを使った授業は、子どもたちの学習意欲を高めるなどの効果が見られている。今後、コンピュータをより一層授業で活用する鍵となるのは、授業を支援するスタッフの存在のようだ。ベネッセコーポレーションが協力して調査したデータと学校事例から、そのヒントを紹介する。

DATAで確認

いま、ITで充実してほしい環境はソフト面と人的な支援

 パソコンなどのIT機器を、今後、より効果的に授業に取り入れていくためには、何が必要なのだろうか。図1を見ると、現場の教師が最も望んでいるのは「人的な支援環境」、次いで「授業に役立つ資料情報」となっている。これは、ハードウエアの整備が一通り終わったことの表れと考えられる。ネットワーク環境やハードウエア環境の「現在の環境」と「充実してほしい環境」の数値の差が小さいことからも、そのようにいえそうだ。
図1

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