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特別企画  大学基準協会が初の認証評価の結果を発表
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大学基準協会が初の認証評価の結果を発表
 大学基準協会(会長=清成忠男法政大学前総長)は、2004年度に始まった認証評価制度にもとづく初めての評価を実施、3月下旬にその結果について発表した=(写真1)。協会基準を満たしていると認定された大学の中にも、定員充足率の超過など問題点の是正を勧告されるところが多かった。ここではその概略を報告し、評価機関として同協会が抱える課題と検討の現状にも触れる。
▼ 写真1
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34校が初の認証評価を経験

 大学基準協会では、従来実施している加盟判定審査と相互評価の二つをそのまま認証評価として位置付けている。前者は、協会の会員になるための審査で、後者は会員大学が7年ごと(初回のみ5年後)に受ける評価だ。04年度は、両方合わせて35校が申請、うち認証評価としての申請も希望した34校が、認証評価を受けた第1号ということになる(図表1)。

図表

 加盟判定審査には17校、相互評価には18校が申請。うち公立大学は5校と1校で、国立大学からの申請はなかった。



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