「学生は『修学ポートフォリオ』に自分の行動を記録し、課題を発見し、次の計画を立てることを続けるうちに、自然に自学自習のためのPDCAサイクルを回し始めている。そこに教員が適切に関与することで、スキルも含めた大学での学習・生活に適応していく。この科目を設けてよかったと感じる」と、藤本教授は話す。
修学アドバイザーは学年ごとに代わるが、1年次に指導を受けた修学アドバイザーの元に、進級した学生が訪れ
ることは珍しくないという。
「上級生が自主的に勉強会を発足させ、同じ修学アドバイザーを持つ1年生を教えることもあり、先輩と後輩のコミュニケーションが豊かになっている。このような副次的な効果も見逃せない」(藤本教授)
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