片岡　第４次長期計画は、終盤に差し掛かっていますが、精力的に多くの事業に取り組まれていますね。

若原　研究の高度化、教育の多様化、大学の個性化をめざして、第４次長期計画では30を超える事業に取り組んできました。それまでは、専ら「量的な」拡大充実を図ってきたのですが、今回の計画では、特に「質的な」充実に重点を置いています。
　教育、研究、社会貢献といった、大学の機能・サービスの強化、すなわち大学の強みを再考し、それらを支える事務体制や広報機能を強化するとともに、全学横断的な教育カリキュラムの改革、学生のキャリア開発支援、研究機能の高度化をめざした研究センターの充実強化など、様々な次元で改革を行ってきました。
　一部には実現できていない事業もありますが、大半が既に完了、あるいは計画期間中に事業実施が確定する予定です。