「ひとづくり」「ものづくり」「未来づくり」を教育理念に掲げている名古屋工業大学にとって、科学技術の研究成果を国際社会に発信するための英語には、特別な意味がある。科学技術研究の世界では、若手であっても、海外での共同研究に招かれることが多々ある。研究者にとって、英語は道具のようなものだ。名古屋工業大学の学生の半数は、大学院に進学する。英語が不得意であっても、使わざるを得ない時期は遠からずやって来る。
そこで、工学系学生に向けた、4年間の体系的な英語教育プログラム「EGST(English for General Science & Technology)教育」を推進。仕事で英語が使える人材の育成に取り組んでいる。 |