特集

Between(株)進研アドが発刊する高等教育のオピニオン情報誌
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特集

大学の財産という発想で築く

卒業生とのパートナーシップ

大学にとって卒業生との関係は、永続的な発展の鍵となる。
自学の教育や学生支援について最も深く理解している卒業生との間で
パートナーシップに基づく相互支援の関係を築くことが、
教育力の強化、安定的な学生確保、ブランド力の向上につながるはずだ。
さまざまなステークホルダーの中でも特別な位置を占め、
大学の財産ともいうべき存在である卒業生との
パートナーシップのあり方を考える。

卒業生調査

母校への愛着につながるファクターを探る


◎卒業生と良好な関係をつくり、永続的なパートナーシップを築くために、大学はどのような取り組みをすべきなのか。母校とのかかわり方の現状、積極的にかかわる卒業生の特徴などを、卒業生への調査の結果から明らかにする。

調査概要

■調査時期: 2009年10月
■調査方法: インターネット調査
■調査対象: 4年制大学を卒業した人(22〜34歳の男女)。有効回答数530人。
■調査方法: インターネット調査
■調査対象の割付: モニター母集団から上記対象に該当する人のうち、出身大学の設置区分、入試難易度、入学定員規模、学部系統で対象者の割付を実施した。抽出条件は以下の通り。
調査対象の割付
■回答者の基本属性
性別
年齢別
設置区分別
大学分類別
入試難易度別
入学定員規模別
学部系統別

※入試難易度は進研模試によるもの。
※小数点第2位を四捨五入したため、合計が100%にならないことがある。
※本稿では、「母校に対する肯定的、好意的な感情の度合い」として、「愛着度」という表現を使っている。


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