経営企画室経営企画課広報担当の武井邦之係長は「学生に身近に感じてもらうため、教職員に掲示物や配付物への積極的な掲載を推奨した」と語る。その結果、補講の案内、ウェブサイトでのセミナーの告知、掲示物などにヨッチーが登場するようになった。
　学科の専門分野や部署の担当業務に合ったポーズ・表情のヨッチーをデザインしてほしいという要望が増加。学術情報センターのしおりやポスターに書籍を背負った二宮尊徳風のヨッチーがあしらわれるなど、バラエティー豊かなヨッチーが学内のいたるところで見られるようになった。

　大学公式サイト内には、ヨッチーの専用サイト（http://www.yokohama-cu.ac.jp/character/index.html）がある。パソコンの壁紙や携帯電話の待ち受け画像がダウンロードでき、学生の提案で商品化したマフラータオル、ルーズリーフやシャープペンシルなどのオリジナルグッズの購入も可能。ヨッチーを主人公にして学生が描く４コマ漫画は毎月更新される。
　学生の有志が着用することもあるという着ぐるみは、入学式、卒業式や大学祭などに登場。新入生に配付する「学生生活のしおり」にも、大学のメッセージをヨッチーの４コマ漫画で伝えた。
　学生や教職員の豊かな発想力を源泉に誕生・成長してきたヨッチー。さまざまな表情を見せるキャラクターが、今日もキャンパスの中に楽しい会話を生み出している。