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■研究テーマ |
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主体的表現活動を効果的に取り入れながら、4技能を総合的に育成する指導方法の研究 |
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■そのテーマを研究しようと考えた背景 |
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本校ではあまり焦点が当てられなかったSpeakingとListeningを導入しながら、大学入試に対応した学力を落とすことなく、英語力を総合的に伸ばしたいというコンセ
ンサスがあった。また、生徒自体英語でのコミュニケーションに慣れていないため、表現活動の積極的な導入が必要であったため。 |
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■当初期待していた成果 |
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英語の授業を英語で行っても対応できる生徒の英語力の向上及び積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする生徒の意欲の向上とその内容面での充実。 |
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■対象クラス、生徒人数 |
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各学年全クラス:
高1普通科6クラス 240名
高2普通科6クラス 240名
高3普通科6クラス 240名 計720名 |
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■指導教員、教員人数 |
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日本人英語教諭10名 ALT2名 |
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■その他 |
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学校全体で「主体的な学習者の育成」を目指しており、SELHiもその一環として行っている。 |
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■指導計画 |
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■一連の指導の流れ |
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添付資料1 研究課題
添付資料2 教案
添付資料3 新出単語
添付資料4 予習プリント
添付資料5 和訳
添付資料7 語彙・和訳
添付資料8 流れ図
添付資料9 PMIシート |
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■成果 |
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生徒
・英語の授業を英語で行うことに全生徒の2/3が好意的に受け止めている。
・この表現活動を取り入れた授業形態で英語力が総合的に伸びたと答えた生徒が各学年とも半数以上を占め、英語I・IIの授業においても「聞く力」「書く力」が伸びたと答えている
・GTECにおいては、昨年度2年生(現3年生)は、ReadingのScoreは前年度並みだが、ListeningとWritingでは大いに上回った。Listeningでは、一昨年度2年生より平均点で16.5点上回り、180点以上がほぼ半数を占めた。また、Writingも、一昨年度2年生より23.1点上回り、グレード4へと上昇した。さらに、昨年度1 年生(現2年生)も同様の傾向を示し、Listeningは一昨年度(SELHi一期生で例年より高い)とほぼ同じ平均点だが、Writingでは22.7点上昇した。
・入試対応という点で進研模試での英語力を考慮すると、昨年度2年生は年度前半は例年よりやや低めの平均点偏差値であったが、後半より過年度と同様の成績を残すことができた。とりわけ、Listeningは本校の得意分野となっており、現在の各学年 でも、県下でも優秀な成績を修めている。
・表現活動を科目間で連携させることが、これらのListeningとWritingの向上につながった。
英語科
・「全体把握→予習プリント→表現活動」という授業形態が英語I・II・Readingにおいて定着した。
・共通教案の実施によって、教員間の意思統一と経験の補完が可能となった。
・英語科教員間の相互研修が進んだ。(相互の授業見学や学年目標との整合性の確認など)
・運営指導委員との連携が進み、年間2回の授業研究の結果、各教員の指導力が向上した。 |
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