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群馬県立 館林女子高等学校


■研究開発課題
多面的に動機づけを工夫して、英語を学ぶ意欲を高め積極的に使用する態度を育成する指導の研究
−モチベーション・ストラテジーを実施していくなかで−
■主要指標
質問紙調査によるモチベーションの変容(生徒、教師)
■補助指標
GTEC for STUDENTS
■研究内容
1.   アクションA(授業以外で英語とふれる機会を増やす取り組み) (LS)

2. アクションB(授業以外で英語で表現する機会を増やす取り組み)
(LWS)

3. アクションC(授業において生徒の学習活動を効果的に仕組んだ授業改善の取り組み)
(RLWS)


2005年度以前 学校提供資料

■研究テーマ
多面的に動機づけを工夫して、英語を学ぶ意欲を高め積極的に使用する態度を育成する指導の研究
−モチベーション・ストラテジーを実施していくなかで−
■そのテーマを研究しようと考えた背景
  • 生徒が英語を学ぶための意欲が乏しく、英語を上級学校進学のための手段として捉える傾向がある。
  • 英語を使うことへのためらいがある。(恥ずかしさ、照れなどにより消極的になってしまう)
  • 生徒の学習活動を生かしてコミュ二ケーション能力を高めるための授業改善をしたい。
■当初期待していた成果
  • 生徒の英語に対する関心の高まり
  • 英語を積極的に使用する態度の育成
■対象クラス、生徒人数
各学年6クラス 全18クラス 718名 
※1クラスある英語コースを重点的に
■指導教員、教員人数
日本人英語教諭11名、ALT1名、教務主任、進路指導主事、生徒指導主事、SELHi研究推進部員
■その他
アクションA、Bの実施事項
添付資料1 研究開発の概要

1.英語集中プログラム(04、05年度)
→様々なアクティビティを設定。終日英語で取り組むプログラムを夏季休業前に1〜2日実施

2.英会話集中プログラム
→生徒対象、保護者・同窓会員対象英会話講座を夏休み中に2日ずつ設定

■指導計画
添付資料2 指導計画(普通科用)
添付資料3 指導計画(英語科用)
■一連の指導の流れ
  • リーディングの際にリプロダクションを重視。
    →ペアでのシャドーイング、リード&ルックアップを多用して英語を発信する習慣をつける。
    →フレーズごとに内容を理解する習慣をつけ、リプロダクションに結びつける。
    →キーワードのみ参考に英文を再生する。
    添付資料4 ハンドアウト
  • アウトプットを評価する場面を設定。
    →1人2、3分の実技(アウトプット)試験を実施(学期末テストの後)
    1学期:レシテーション(1年は短い物語、2年は教科書)、スピーチ(3年)
    2学期:SHOW&TELL(1、2年)、DEBATE(3年)
    3学期:クラス全員の前でプレゼンテーション(題材は自分の好きなもの)(1,2年)
    →生徒が相互に評価を行う。
■成果

 (対生徒)
・コミュニケーションの姿勢が変わった。
→発表やスピーキングをするときに、相手の顔を見る。(読むだけではなくなった)
→アウトプットに対して積極的な姿勢が見られるようになった。
※教員の実感から(行動ベースでどう変わったのか、教員1人1人にインタビューした)

(対先生)
・英語の授業において、英文和訳を目的とするのではなく、理解してからさらに英語でアウトプットするところまで意識が高まった。
→英語を学ぶ意欲を高め、積極的に使用する態度を育成する。

・教員研修、先進校視察、校内公開授業、授業研究会等を通して指導方法をブラッシュアップする仕組みができた。

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