発表の機会を多くすることによって、英語の総合的な運用能力を高めることをねらいとする。その過程において、意味のある4技能の活用を図りながら、総合的な英語表現力の向上を目標とする。
特に、コミュニケーション能力の評価については、インタビューテストを定期的に実施したり、ポートフォリオ評価を用い、1.コミュニケーションへの関心・意欲・態度、2.表現の能力、3.理解の能力、4.言語や文化についての知識・理解の4つの観点について、評価規準を定め、それぞれの観点についてその達成度を評価する。
1.「コミュニケーションへの関心をもち、積極的に言語活動を行い、コミュニケーションを図ろうとしているか。」
2.「英語を用いて、自分の考えや気持ちなど伝えたいことを話したり、書いたりして表現できるか。」
3.「英語を聞いたり、読んだりして、話し手や書き手の意向や具体的な内容など相手が伝えようとすることが理解できるか。」
4.「英語の学習を通して、言語やその運用についての知識を身に付けるとともにその背景にある文化などを理解できるか。」
なお、生徒の学習成果の評価方法についても、今回の研究課題の一つとする。英語力の客観的な判断材料の一つとして、入学者全員にTOEIC-Bridgeを行う。その上で、以後定期的に実施し、本研究課題達成、学力向上等の度合いを確認し、また、日常の学習状況(定期考査の成績等を含む)との相関関係を分析・考察する。
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