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詳細情報
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埼玉県立 和光国際高等学校


■研究開発課題
"Learner Autonomy"を促し「確かな」コミュニケーション能力を育成する指導体制の研究開発
■主要指標
・生徒個人が作成する目標設定シート:GTEC for STUDENTSのCAN-DO評価を見たあとに各生徒が作成するもので、項目はできるだけ授業での活動を念頭に置いたもの。4技能と「その他」の5分野。

・学年・学科及び科目とサブスキルによる学校独自の指標については検討中

■補助指標
GTEC for STUDENTS、TOEFL-ITP
■研究内容
1.   ティームティーチングの授業の実践 (RLWS)

2. 授業におけるコンピュータ・LL教室(CALL教室)等のInformation Communication Technology(ICT)の活用方法 (LW)

3. 自学自習の支援体制の整備 (RW)


2005年度以前 学校提供資料

■研究テーマ
「Learner Autonomy」を促し「確かな」コミュニケーション能力を育成する指導体制の研究
■そのテーマを研究しようと考えた背景
添付資料1 「Learner Autonomy」を促し「確かな」コミュニケーション能力を育成する指導体制の研究
■当初期待していた成果
少人数でのディスカッションで英語を話す必然性を与え、一人の責任範囲を広げることで、自分から発話する、分からない表現を知ろうとするなどの「自学自習」につながる自発的な学習姿勢が身につくのではないか?
■対象クラス、生徒人数
高2普通科4クラス 160名 2分割(20名ずつ)で実施
■指導教員、教員人数
20人1クラスにJT1名 週に一回ALT1名がつく
■その他
 
■指導計画
高2の普通科 英語表現
使用教科書 文英堂 OCII
週2コマ
添付資料2 Lesson Plan
■一連の指導の流れ
日本食グループ・中華グループ・洋食グループと、各グループ6人ずつ3グループに分ける。

1.ALTからの授業導入

2.3〜4時間かけてグループごとにブレスト
先生からは毎時間ハンドアウトが用意される
1)食に関する用語集
2)食に関するディスカッションをするときに必要となる文章
3)ディスカッションに必要な英語表現

3.各グループから一人ずつ集まって3人でディスカッション(10分間)

4.もとの6人グループに戻って再度ブレスト
新たに日本食(中華・洋食)の良いところを考えたり、言いたいのに言えなかった表現を皆で考えたりする。

5.ディスカッション

6.ブレスト

7.ディスカッション(評価)
評価の観点
a.表現
b.デリバリー(アイコンタクト・声など)

3.argument 相手の話に関連付けて会話をまわせるか?
4.皆できちんと協力的に行えているか
添付資料3 英語表現のハンドアウト1
添付資料4 英語表現のハンドアウト2

■成果
昨年は同じ内容を、3人ではなく5−6人でやったが、人数が多くてだれてしまい、話さなくてもすんでしまう生徒もでてきた。(和食3人・中華2人・洋食1人というグループもあった。)また、相手のチームの良くないところを指摘する傾向があり、ディベートと区別がつかなくなった。あくまで高2の英語表現はディスカッションであり、相手の意見を尊重して、それに関連付けて自分の意見を言う、「ディスカッションを転がす」ことを目標としているので、今年はやり方を改善した。
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