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詳細情報
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滋賀県立 米原高等学校

■研究開発課題
英語の4技能をコミュニケーション活動を主体として総合的に伸ばし、積極的な自己表現の意欲と能力を高めるための指導法の研究
■主要指標
「読む」活動 理解を図った後でのWPM測定値
「聞く」活動 評価シートでの相互評価
「話す」活動 スピーキングテストの実施、録画による評価
「書く」活動 書く量、スピードの測定、エラーの数の測定
全活動において、自己評価と相互評価をさせる。
■補助指標
実用英語検定
TOEIC
GTEC for STUDENTS
■研究内容
1.   「読む」力を伸ばすための指導

2. 「読む」力を「話す」力につなげる取り組み (RS)

3. 「書く」力を伸ばす指導法

4. 「話す」力を伸ばす指導法

5. 4技能を総合的に伸ばす授業形態としてのディベートの指導 (RLWS)

6. スピーチ・プレゼンテーション能力養成のための指導 (WS)

7. 高大連携のあり方の研究


2007年度 学校提供資料

■学校提供資料
英語II学習指導案1
英語II学習指導案2
3分間スピーチ例とフォーマット
スピーチ評価シート

2005年度以前 学校提供資料

研究テーマ1:Round制を導入した英語 Iの授業
研究テーマ2:4技能を総合的に伸ばす授業形態としてのディベートの指導
■研究テーマ1
Round制を導入した英語Iの授業
■そのテーマを研究しようと考えた背景
従来の英文和訳ではなく、新しい英語学習としてRound制を取り入れ、英語における4技能をバランスよく伸ばすことを目標に取り組んでいる。英語・という科目の中で、できるだけ英語を音読する機会を増やし、コミュニケーション能力を伸ばしたいと考えている。
■当初期待していた成果
英語における4技能をバランスよく伸ばす。
様々な題材の英文について、日本語を介さずに読んだことや聞いたことを理解し、情報を的確にとらえる力をつける。
■対象クラス、生徒人数
高1全クラス(6クラス、理数科も含む)、240名
■指導教員、教員人数
日本人英語教諭3名
■その他
CALL教室も適宜利用しながら音読練習に力を入れている。
■指導計画
添付資料1 英語・シラバス2005年度
■一連の指導の流れ
単元計画指導

第1時限目
1.レッスンの英文全体を聞き、全体の内容を把握する。
※簡単な英語のT or F Questionsを行う。
2.レッスンの英文全体を聞き、それぞれのパートごとに大まかな内容を把握する。
※日本語で書かれたパートごとの内容から適切なものを選ぶ
3.新出単語・熟語の意味を確認する。
※新出単語・熟語を使った英文の穴埋め問題を行う。

第2時限目〜第5時限目
1. パートごとの内容を英文Q&Aで把握する。
※ペアで(片方が質問し、他方が答える)
※全体で(教師が質問し、一人の生徒が答える/生徒全体で答える) 
2. パートごとの文法項目を把握し、理解の助けとする。
3. パートごとの内容を日本語訳の完成により把握する。
※前渡ししてある穴あきの日本語訳を確認する。
<1〜3については一枚のハンドアウトになっており、宿題として取り組んでくる>
4. パートごとの英文を読む練習を行い、重要な英文について暗唱する。
※シャドーイング
※パワーポイントを使った本文の音読練習
※ペアでのBuild Up Chunk Repetition

第6時限目 
1. レッスン全体の内容把握問題に取り組む。
※教科書の問題を活用して行う。
2.レッスン全体の文法項目を理解する。
※教科書の問題に取り組む。

第1時限目で、少なくとも2回、本文の英文を聞くことになり、また、その中で、日本語を介さずに、英語で英文の内容を把握し情報をつかむ訓練を行っている。
第2時限目〜第5限目では、パートごとに本文の音読練習を行い、英文の暗唱に取り組むことにより、英文を読む時間をかなりとっている。このような音読指導により、4技能の向上、また、コミュニケーション能力の向上を図っている。暗唱英文には、文法的に重要な表現や覚えてほしい構文を取り入れており、文法能力の向上も目指している。

■成果
1年生という事もあり、成果はまだわからないが、生徒は、英文を声を出して読むということに積極的に取り組んでいる。CALL教室を使い、自分の音読を録音して聞いてみることにより、モデルリーディングとの違いを生徒個人個人で確かめることができ、向上に役立っている。
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