ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信。学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の実践事例、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。
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2010年2月号
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生きたデータの徹底活用
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2:卒業生から情報収集し、在校生の意識付けを行う
3年生からの情報収集
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※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
■卒業前の3年生に聞いておきたい質問一覧
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(19KB)
先を見通して卒業生のデータを生かす
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※上記の加工可能な資料がダウンロードできます
■卒業生のデータ例(卒業生の模試成績と、大学の様子や後輩へのアドバイス)
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(21KB)
■データ活用のスケジューリング
Excelダウンロード
(20KB)
データ活用のねらい
:卒業生の影響力を生かす
卒業する3年生から情報収集する●
生徒にとって、同じ高校の先輩の言葉は、極めて身近な存在からのアドバイスとして受け入れやすいものだ。そのため、3年生の体験や振り返りを在校生への指導の資料として活用することは非常に有効だ。卒業式の前に、アンケートなどで体験談などを収集し、また、彼らの体験を母校は今後も必要としていることを伝え、学校とのつながりを意識させておくことは重要だろう。
活用シーンをイメージし、教師が共有する●
卒業生から収集した情報は、事あるごとに、在校生へ効果的なデータとして紹介できるように管理する。できれば、あらかじめ、いつどのようなタイミングで、どの生徒に活用するかなどを共有しておきたい。先を見通すことで、データ収集・作成を余裕をもって行える。
データ活用の流れ
:先を見通した情報収集
実施・収集方法をしっかりと考えておく●
3年間の指導の中で、「卒業生の声」をどのシーンで使うのか、あらかじめ見通してアンケートの収集などに臨みたい。例えば、学年団で1年間の指導を振り返り「この学年の指導で、卒業生の声があれば役に立ったのはどんな時だったか」を話し合うのも一つの方法だろう。その際には、
図4
のようなリストを参考にしてアンケートの内容を決定する。また、HRなどで生徒に「卒業する先輩に聞いておきたいことは何か」を尋ねてもよいだろう。
収集情報の生かし方を共有する●
卒業生へのアンケートでさまざまな情報を収集したら、それを今後どのように活用していくか、先を見通しておくことが重要。収集したデータはどんな形で生徒に見せることができるのか、
図5−1
のように実際のデータのイメージを共有しながら、
図5−2
のような計画表を作成し、各学年共有の財産として管理しておきたい。
卒業生のデータはどう生かすかを検討しておく
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に「プラスαの指導」「活用後のフォロー」があります。
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