「データで考える子どもの世界」
大学生の学習・生活実態調査 ダイジェスト
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 大学選択で重視した点



  最も重視した点は「興味のある学問分野があること」

 Q.受験する大学・学部を決める際に重視した点について、あてはまるものすべてをお選びください。


図2 受験する大学・学部を決める際に重視した点(全体)
 受験する大学・学部を決める際に重視した点を複数回答でたずねた。図2によると「興味のある学問分野があること」を重視して、受験する大学・学部を決定した者が64.8%と最も多い。つづいて「入試難易度が自分に合っていること」(48.1 %)、「自宅から通えること」(33.2%)、「入試方式が自分に合っていること」(30.7%)など、自分自身が置かれている現状を重視して、受験する大学・学部を決定した者が目立っている。他方、「先生のすすめ」「親のすすめ」「先輩のすすめ」といった「他者のすすめ」を重視して、受験する大学・学部を決定した者が少数であること(それぞれ15.9 %、14.0 %、1.7%)より、現在の大学生は、主体的に自分が置かれた現状をふまえたうえで、受験する大学・学部を決定していると考えられる。

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