「データで考える子どもの世界」
大学生の学習・生活実態調査報告書
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サークルや部活動への参加状況

 サークルや部活動への参加状況は「参加している」が49.0%、「以前は参加していたが辞めた」22.5%、「参加していない」28.5%であった。1週間あたりの参加日数をみると、1週間あたり2日以下の割合がほぼ6割であった。

Q
あなたは現在、サークルや部活動に参加していますか。
【「参加している」と回答した方にお聞きします】
●週にどのくらいサークルや部活動をしていますか。複数参加している場合は、すべての合計日数をお答えください。
●1週間を通して、サークルや部活動を何時間くらいしていますか。複数参加している場合は、すべての合計時間をお答えください。
 大学生のサークルや部活動への参加状況を図2-2-2に示した。全体では「参加している」が49.0%、「以前は参加していたが辞めた」(22.5%)、「参加していない」(28.5%)であった。さらに「運動系」と「文化系」での参加状況を示したが、「運動系」「文化系」それぞれで「参加している」の比率は25%前後であった。なお「運動系」「文化系」を掛け持ちしている比率は全体の3.5%であった。
図2−2−2 サークルや部活動への参加状況(全体)
 次にサークルや部活動への1週間あたりの参加日数を図2-2-3に示した。最も多かったのが「週に1日」の20.4%で、次いで「週に2日」(19.5%)、「週に1日未満(2週に1日など)」(18.2%)であり、1週間あたり2日以下の割合がほぼ6割となった。
図2−2−3 サークルや部活動への1週間あたりの参加日数(全体)
 次に学年別に1週間あたりの参加日数の平均(表2-2-7)と、参加時間の平均(表2-2-8)を示した。まずそれぞれのサンプル数をみると、学年が進むにつれて減少していることが読み取れる。参加日数では学年による違いはみられず、参加時間をみると2年生と3年生が、1年生と4年生に比べやや多い結果となった。4年生は通学日数・大学で過ごす時間が少ないという傾向がみられた*1が、サークルや部活動においても費やす時間が少ないことが確認できる。
  • *1 第2章第2節「1週間を通しての通学日数、大学で過ごす時間」(表2−2−1、表2−2−2)を参照。
表2−2−7 サークルや部活動への1週間あたりの参加日数:平均(全体・学年別)
表2−2−8 サークルや部活動への1週間あたりの参加時間:平均(全体・学年別)
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