第4回学習基本調査・中学生版
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   (2)学習方法のタイプ

中学生の学習方法で多いのは、「復習中心」(84.1%)、「問題集中心」(77.1%)、「自分で整理しながら勉強する」(72.6%)などである。第1回から一貫して「毎日こつこつ勉強する」タイプが増えているのが注目される。


 Q.あなたの勉強の仕方を分類するとすれば、どんなタイプになると思いますか。
   (1か2のどちらか近いほうの番号に○をつけてください)


図2-1-23 学習方法のタイプ(時系列)

 どのようなタイプの学習をしているのかを明らかにするために、異なる12対の学習方法を示し、自分のスタイルがどちらに近いかを選んでもらった。図2-1-23は、その結果である。数値は選択された比率を示している。「無回答・不明」がいるために、足しても100%にはならない。


 それでは、最初に、今回の調査結果に注目して、どのようなタイプが多いかを確認しよう。

 差が大きい順に、(1)「予習中心」(11.9%)よりも「復習中心」(84.1%)、(2)「参考書中心」(18.0%)よりも「問題集中心」(77.1%)、(3)「見て覚える」(22.4%)よりも「書いて覚える」(74.1%)、(4)「市販の要点整理などを使う」(22.8%)よりも「自分で整理しながら勉強する」(72.6%)、(5)「読んだり、声に出しながら覚える」(24.1%)よりも「書きながら覚える」(71.9%)、(6)「通信教育、学習塾の教材や自分で買った教材中心」(29.9%)よりも「学校で使う教材中心」(65.7%)といった結果になっている。学校の教材を使って、復習を中心に、自分で整理しながら勉強するタイプが多いようだ。学習内容を先取りしたり、学校以外の学習を中心にしたりしている中学生は、相対的に少ないことがわかる。


 時系列の変化をみると、「問題集中心」(第1回67.3%→第4回77.1%、以下同)、「自分で整理しながら勉強する」(66.9%→72.6%)、「書きながら覚える」(64.9%→71.9%)など、もともと多いタイプの学習方法がさらに増えている。ただし、1項目だけ、少数派が増加しているものがある。「毎日こつこつ勉強する」(22.6%→33.2%)が10ポイント以上増え、多数派であった「試験の前にまとめて勉強する」(75.2%→62.8%)は減少している。あくまでも自己評価であるが、この項目に象徴されるように、地道に学習をしようという姿勢の中学生が増えているようだ。

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