第4回学習基本調査・中学生版
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表2-2-7 希望する学科(全体・性別・成績の自己評価別・地域別)

 次に、高校進学を希望する中学生に限定して、進学したい学科をたずねた結果をみてみよう(表2-2-7)。進学希望者の69.9%が「普通科」を、20.8%が「専門学科(商業科や工業科など)」を希望している。性別や成績の自己評価別、地域別に詳しくみてみると、希望する学科とこれらの属性との間には強い関連が見い出される。とくに、「専門学科」希望についてみてみると、性別では、男子23.7%に対して女子17.8%、成績の自己評価別では、上位13.9%に対して下位26.6%、地域別では、大都市13.3%に対して郡部24.2%となっている。


表2-2-8 希望する進学段階(時系列・性別・成績の自己評価別・父親の学歴別)

 では、希望する進学段階はどのようになっているだろう(表2-2-8)。「高校まで」は第1回22.4%→第2回26.4%→第3回26.8%→第4回24.4%と大きな変化はない。「専門学校・各種学校まで」は第1回から着実にその比率を伸ばしており(第1回14.7%→第2回16.3%→第3回19.7%→第4回21.7%)、第三の進路として定着していることがわかる。


 では、高学歴志向はどのような状況にあるだろう。「四年制大学まで」と「大学院まで」(ただし、第1回は「大学院まで」はない)を合わせた数値をみてみると、第1回39.9%→第2回40.0%→第3回37.1%→第4回36.2%とほぼ横ばいとなっている。大学全入時代を迎えている今日にあっては、高学歴志向の弱まりともいえる傾向ではないだろうか。


 性別では、男子のほうが女子より5ポイント以上多くなっているのは「高校まで」(男子30.5%>女子18.2%、以下同)、「四年制大学まで」(34.0%>24.2%)の2項目である。逆に女子のほうが男子より5ポイント以上多くなっているのは「専門学校・各種学校まで」(13.2%<30.2%)と「短期大学まで」(11.0%<18.7%)の2項目である。成績の自己評価との関連はより明瞭に表れており、上位層では「高校まで」9.9%、「四年制大学まで」46.6%となっているのに対して、下位層では、「高校まで」38.0%、「四年制大学まで」14.9%となっている。希望する進学段階は、さらに、父親の学歴とも強い関連を示している。「高校まで」は大卒11.1%<非大卒32.8%、「四年制大学まで」は大卒42.8%>非大卒20.6%となっている。

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