第4回学習基本調査・中学生版
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3.学習上の悩み

学習上の悩みのトップ・ツーは、「どうしても好きになれない科目がある」(72.0%)、「上手な勉強の仕方がわからない」(68.3%)。全体的に悩みは女子に多い。成績差が顕著で、下位層は自身の経験や内面にかかわる悩みを抱えている。


Q.あなたは勉強について、次のように思うことがありますか。

図2-2-7 学習上の悩み(全体・性別)

 思春期を迎えつつある中学生はさまざまな悩みを抱えているが、学習の過程ではどのような悩みを抱えているのだろうか。15項目からそう思うものを選ぶ複数回答形式でたずねた。


 はじめに図2-2-7から全体の傾向をみてみよう。もっとも多い悩みが「どうしても好きになれない科目がある」(72.0%)で約4分の3におよぶ。以下、「上手な勉強の仕方がわからない」(68.3%)、「覚えなければいけないことが多すぎる」(56.9%)、「わかりやすい授業にしてほしい」(51.3%)を、半数以上の中学生が選んでいる。勉強しなければいけないことはわかっているが、なかなかうまくいかないもどかしさが悩みになっているようだ。

 一方、「よい参考書や問題集が見つからない」(17.9%)、「先生は成績にこだわりすぎる」(21.0%)、「親の期待が大きすぎる」(23.7%)は、2割前後の中学生しか気にとめていない。親や教師からは学習面でもそれ以外の面でもさまざまな形で干渉されることがあるだろうが、多くの中学生にとって、学習面での干渉は大きな悩みになるほどのストレスにはなっていないようだ。


 引き続き図2-2-7から性別にみてみると、全体的に男子より女子のほうが学習上の悩みを抱えている。「上手な勉強の仕方がわからない」「覚えなければいけないことが多すぎる」「わかりやすい授業にしてほしい」「努力しても成績が思うように上がらない」「自分は生まれつき頭が悪いのではないかと思う」の5項目を、女子のほうが男子より約10ポイント多く悩みとしてあげている。

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