第4回学習基本調査・高校生版
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2.家での学習の様子


   (1) 家庭学習の頻度

「ほとんど毎日する(週に6〜7日)」(22.5%)は前回まで減少傾向にあったものの下げ止まった一方で、「家ではほとんど勉強しない」と答えた高校生は引き続き増加傾向がみられ、第1回の17.3%から27.9%に推移している。高校生の家庭学習からの離脱はさらに進行しているようだ。


Q.家での勉強についてうかがいます(学習塾や予備校、家庭教師との学習は除きます)。
  あなたはふだん、家でどのくらい勉強をしますか。

図2-1-7 家庭学習の頻度(時系列)

 高校生の家庭での学習習慣を、まず学習の頻度という側面からみていく。学習の頻度については、学習塾や予備校、家庭教師との学習以外に家で週何日くらい勉強するかをたずねた。


 結果を全体としてみると(図2-1-7)、「ほとんど毎日する(週に6〜7日)」が22.5%、「週に半分以上はする(4〜5日)」が20.3%であり、両者を合わせると4割強が週に4日以上学習する習慣を持っていることになる。他方、「家ではほとんど勉強しない」と答えた高校生は27.9%と4人に1人以上を占める。

 これを時系列でみると、「ほとんど毎日する」は前回まで減少傾向にあったものが下げ止まった一方で、「家ではほとんど勉強しない」と答えた高校生は増加傾向が続き、27.9%に推移している。家庭における学習頻度が増加している中学生とは異なり、高校生の家庭学習からの離脱がさらに進行しているとみられる(『第4回学習基本調査・国内調査報告書・中学生版』参照)。

図2-1-8 家庭学習の頻度(偏差値帯別)

 家庭での学習頻度は、学校の偏差値帯によって大きく異なっている(図2-1-8)。偏差値55以上の学校群では、「ほとんど毎日する」と回答した者が42.7%、「週に半分以上はする」者は27.9%であり、7割近くが少なくとも4日以上は家庭で学習する傾向がみられ、「家ではほとんど勉強しない」者は1割程度である。

 一方、偏差値45未満の学校群では、「家ではほとんど勉強しない」と回答した者が47.5%ともっとも多く、約半数の高校生が家で学習する習慣を持っていない様子がうかがえる。

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