第4回学習基本調査・高校生版
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4.学習の方法


   (1)学習の方法

第1回と比較して、「辞書(英語・国語など)を引く」と回答した比率が75.8%から54.2%へと20ポイント以上減少した。もっとも増加したのは、「教科書やテキストをくり返し読む」(47.7%→ 67.1%)で、教科書中心の学習をする傾向が強まっている。性別では、女子がまじめに学習している様子がわかる。


Q.家では、どんな勉強の仕方をすることが多いですか。


図2-1-19 学習の方法(時系列)

 ここでは、学習方法やメディアの利用状況などについてたずねた項目を中心に検討していきたい。

 図2-1-19では、学習の方法について時系列の変化を示している。数値は、「よくする」と「時々する」を合計したものである。第1回と比べて5ポイント以上減少した項目は、「辞書(英語・国語など)を引く」(第1回75.8%→第4回54.2%、以下同)、「参考書を読む」(45.5%→37.2%)、「教科書ガイドを使う」(44.2%→23.6%)の3項目である。辞書を引く機会が、この十数年で大きく減っている様子がうかがえる。また、参考書や教科書ガイドといった理解を助ける教材の利用も減少している。


 一方、第1回と比べて5ポイント以上増加している項目は、「教科書やテキストをくり返し読む」(47.7%→67.1%)、「教科書や参考書を整理して自分のノートを作る」(35.1%→46.6%)の2項目である。1990年代からの変化として、教科書を活用する傾向が強まっていることがわかる。また、「教科書や参考書を整理して自分のノートを作る」という回答が増えており、学習ノートの作成をていねいに指導する学校が増えていることが推察できる。


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