学習基本調査・国際6都市調査報告書
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5.親とのかかわり

「親とよく話をする」はいずれの都市も「あてはまる」と回答する割合は7〜8割と高い。一方、「ほとんど毎日、親は私に『勉強しなさい』と言う」「親は私にいい大学に行くことを期待している」の回答比率は都市による差が大きい。「親は私にいい大学に行くことを期待している」は、東京では28.8%、ソウルの93.2% と、64.4 ポイントもの差がある。

 Q.あなたの家のことについてお聞きします。

図1-2-18 親とのかかわり
 家庭環境をたずねる質問項目の中から、親とのかかわりに関する4項目を取りあげてみてみよう(図1-2-18)。「親とよく話をする」をみると、いずれの都市も7〜 8割となっており、親とのコミュニケーションがとれている様子がうかがえる。「この1か月の間に、親に勉強をみてもらったことがある」は、東京、ソウル、ロンドンでは6割を超え、ワシントンDC、北京、ヘルシンキでは5割前後となっている。「ほとんど毎日、親は私に『勉強しなさい』と言う」については、都市によって、ばらつきがみられる。ソウルでは、66.8%が「あてはまる」と回答しているのに対して、ヘルシンキでは、31.4%にとどまっている。ソウルの小学生は親からの勉強のプレッシャーが強い様子がわかる。「親は私にいい大学に行くことを期待している」をみると、ソウル、ワシントンDC、北京、ロンドンは9割前後で高く、つづいて、ヘルシンキも6割を超える。一方、東京は3割を下回って、28.8%と、東京の小学生は親から勉強のプレッシャーをあまり受けておらず、親もまた子どもの将来の学歴にそれほどこだわっていない様子がわかる。
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