学習基本調査・国際6都市調査 速報版
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4.社会観・価値観

東京の小学生は、他の都市の小学生と比べて「競争がはげしい社会だ」と思っておらず、「将来、一流の会社に入ったり、一流の仕事につきたい」という意識も弱い傾向がある。相対的にみて、競争して社会的に成功しようという思いはあまり強くないことがわかる。

  ▼図3−7 社会観・価値観
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最初の3項目で、幸せになれると思う条件についてたずねた。その結果、「いい友だちがいると幸せになれる」は、いずれの都市でも肯定率(とてもそう思う+まあそう思う)が高く、大きな差はみられない。しかし、「いい大学を卒業すると将来、幸せになれる」は、ロンドンとワシントンDCで9割を超え、ソウルと北京が7〜8割台で続き、東京は6割弱と、都市による違いがみられた。また、「お金がたくさんあると幸せになれる」は東京が4割強、北京が3割弱と、他の都市よりも低い。相対的にみて、東京の小学生は「いい大学」や「お金」を幸せの条件とはあまり考えていないことがわかる。

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自分の将来については、「将来、一流の会社に入ったり、一流の仕事につきたい」(東京57.2%<他の5都市72.1〜95.3%)という願いも、東京は他の都市の小学生より肯定率が低い。 さらに、自分の国や社会についての意識では、「努力すればむくわれる社会だ」(東京67.7%<他の5都市76.0〜92.7%、以下同)、「競争がはげしい社会だ」(59.7%<69.2〜87.2%)のいずれの項目も、東京の数値はもっとも低い。

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