学習基本調査・国際6都市調査 速報版
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4.希望する進学段階

北京の小学生は65.2%が「大学院まで」を希望しており、高学歴を望む意識がきわめて高い。東京の小学生は、相対的にみて、「高校まで」という回答が多く、「四年制大学まで」や「大学院まで」を希望する割合は低めである。


※教育制度は国・都市によって異なっており、質問項目として示した機関は主なものである。
 詳細は『各国の教育状況一覧』を参照。

  ▼図4−1 希望する進学段階
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注 :「専門大学」は専門職業人の養成を目的とした2年制の大学である。
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注 : 「各種専門学校」は中等段階の職業技術教育を行う中等専門学校、技術労働者学校、農業・職業中学などである。また、「専科学校」は短期(2〜3年)の専科のみの大学である。
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注 :「大学」は5年制(学士課程3年、修士課程2年)で、一般的に修士号の取得をもって大学卒業とされる。「専門大学」は職業のための専門的な知識・技術の習得を目的とした3〜4年制の高等教育機関である。
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注 :「シックス・フォーム(sixth form)」は大学進学をめざすための後期中等教育課程である。「カレッジ」は各種の専門教育を行う「高等教育カレッジ」と、成人教育・職業教育の一環としての「継続教育カレッジ」がある。
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注 :「カレッジ/ユニバーシティ」には、さまざまな目的・形態の高等教育機関が含まれる。「大学院」には、医療、法律、ビジネスなどの専門職業人の育成を目的とする大学院が含まれる。「その他」は「その他(Other)」と「軍(Military)」の合計を示している。

教育制度が国 ・都市によって異なっており、希望する進学段階を単純に比較することは難しい。そのため、ここでは大きな傾向をとらえることにする。まず、高学歴に対する意識が強いのは北京であり、「大学院まで」の比率は65.2%ときわめて高い。つづいて、ソウルの小学生も、「四年制大学まで」(32.1%)と「大学院まで」(30.2%)を合わせると6割を超える。一方、同じ東アジアでも、東京は「四年制大学まで」が18.3%、「大学院まで」が14.3%と、高学歴志向はそれほど強くない。
欧米の3都市では、高等教育に位置づけられている教育機関(ヘルシンキ:専門大学、大学、大学院、ロンドン:カレッジ、大学、大学院、ワシントンDC:カレッジ/ユニバーシティ、大学院)への進学希望が、約5〜6割程度となっている。

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