第4回学習基本調査・学力実態調査 ダイジェスト版
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3. 小学国語の読解リテラシー問題

読解リテラシー問題では、記述する問題で正答率が低く、無答率が高い傾向がみられた。とくに誤答では設問文で示した条件を理解できていない解答が目立った。

小学国語 大問Bより (一部省略)

小学国語  大問3Bより(一部省略)
 小学国語の読解リテラシー問題では「文学的文章」「説明的文章」「グラフ・記事」「意見文」の4つのタイプを出題し、大問Bでは、グラフや記事を含んだ「非連続型テキスト」の問題を出題した。(2)では襟裳岬の海がよみがえった理由として考えられることを「3つの資料からいえる森林の働き」と関連づけて書かせる問題で、2つ以上の理由をあげているものを正答、1つだけのものを部分正答として採点した。部分正答のうち約7割は、資料2から読み取れる「水の浄化機能」についてのみ書いているものであった。また海をよみがえらせた森林の働きを理由として述べる必要があったものの、「森林がよみがえったから」など、森林そのものが復活したことを理由とした誤答が受験者全体の3割程度みられた。これらのことから、解答に必要な要素が複数ある場合、それらをすべて取り出すこと、題意の要求を正確に理解することが課題と考えられる。
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