授業と家庭学習のリンクが子どもの学力を伸ばす -学力向上のための基本調査2008より

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第4章 家庭学習充実と授業改善を結びつけた取り組み−実践編

4-2 思考力・表現力の育成を目指した家庭学習の工夫と授業改善


広島県三次市立三和小学校教諭 愛甲昌弘

1.家庭学習充実を表現するための学校ちしての基本方針・方略

【1】本校の学力向上のビジョンにおける家庭学習充実の位置づけ

図表4-2-1 学校教育における家庭学習の位置づけ図表4-2-1:学校教育における家庭学習の位置づけ

図表4-2-1は、本校の学校教育における家庭学習の位置づけを構造図で示したものである。

本校では「未来を切り拓く意欲と実践力をもった児童の育成」を学校教育目標に掲げ、進んで学ぶ子、やさしい子、元気な子を育成することを目指し、教育活動を行っている。

学力を「将来を見つめる力」と捉え、(1)基礎・基本の徹底 (2)思考力・表現力の育成 (3)学ぶ意欲の醸成、の3つの観点から指導を行っている。

これらの力を育てる上で、家庭学習は大きな役割を持っていると考えている。それは、家庭学習に毎日しっかりと取り組ませることにより、学習習慣を身に付けさせるとともに、基礎的・基本的な知識・技能、論理的な思考力・表現力といった学力の向上、さらには学ぶ意欲や自己教育力の育成にもつながるからである。

このように重要な役割を担う家庭学習をさらに充実させるために、家庭学習に対する指導・評価、家庭学習と連動させた授業づくり、家庭学習の重要性や意義を保護者に啓発することを主な手立てとして取り組んでいる。

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