「データで考える子どもの世界」

中学校の学習指導に関する実態調査報告書2009―「学校外教育活動に関する調査」から

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2.理科の学習指導

【DATA (5)授業の進め方】

「1分野・2分野を並行で進める」は1割で少ない。これに対して、「並行では進めない」は9割と多い。「並行では進めない」場合の指導順序は、いずれの学年でも、年度の最初のほうに行う単元と最後のほうに行う単元が一定している。

授業の進め方についてたずねたところ、「1分野・2分野を並行で進める」は、各学年ともに10%程度と少数であった。これに対して、「並行では進めない」とする学校は、各学年とも90%程度である。「並行では進めない」学校に指導順序をたずねたところ、1年生は「植物の生活と種類」で始まり「大地の変化」で終わるケースが、2年生は「電流とその利用」で始まり「天気とその変化」で終わるケースが、3年生は「運動の規則性」や「生物の細胞と生殖」で始まり「自然と人間」や「科学技術と人間」で終わるケースが多い。

Q.中学1年生(中学2年生、中学3年生)では、どのように授業を進める予定ですか。

図2-6:授業の進め方

Q.【「並行では進めない」に回答した場合のみ】それぞれの単元をどのような順序で進めますか。

表2-1:指導する単元の順序

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