第2回子ども生活実態基本調査報告書
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第2節 友だち関係・異性関係

1. 友だちの数

 いずれの学校段階でも、男子において「日ごろよく話をしたり一緒に遊んだりする友だち」や「悩みごとを相談できる友だち」の数が増加傾向にある。

友だちの数は男子で顕著な増加

 ここからは、子どもたちの友だち関係についての項目を取り上げる。図1-2-1図1-2-3は、子どもたちが「日ごろよく話をしたり一緒に遊んだりする友だち」「悩みごとを相談できる友だち」の数を示したものである。
 性別でみると、男子で顕著な変化がみられる。「日ごろよく話をしたり一緒に遊んだりする友だち」では小学生男子と高校生男子において、「11人以上」が大きく増加している。とくに高校生男子では26.2%(2004年)→35.6%(2009年)へと、10ポイント近く増えている。
 「悩みごとを相談できる友だち」も、いずれの学校段階でも男子では「いない」や「1〜3人」が減少し、「4〜10人」「11人以上」が増加している。女子でも増加傾向はみられるが、男子ほど顕著な変化ではない。
 このように、友だちの数はとくに男子で増加している。背景はさまざまであろうが、1つには遊び方の変化もあるのではないだろうか。第2章第1節では、ゲームで遊ぶ時間が2004年よりも長くなっていることが指摘されている。グループインタビューでも、ほとんどの男子が「友だちと集まってゲームをやる」「通信できるゲームで遊んでいる」などと話していた。屋内でも戸外でも、同じゲームを持った男の子同士で集まり、対戦や通信をする。そういった遊び方の普及が、友だちの数に影響を及ぼす1つの要因であるとも考えられる。
 また、次項で詳しく検討するが、男子がこの5年間で、友だち関係により気をつかうようになっている。男子にとっての友だちのあり方が変質してきているようである。

■図1-2-1 友だちの数(小学生、性別、経年比較)
図1-2-1 友だちの数(小学生、性別、経年比較)
■図1-2-2 友だちの数(中学生、性別、経年比較)
図1-2-2 友だちの数(中学生、性別、経年比較)
■図1-2-3 友だちの数(高校生、性別、経年比較)
図1-2-3 友だちの数(高校生、性別、経年比較)

異性とのつきあい経験があるのは、中学生で約3割、高校生で約5割

 図1-2-4は、つきあっている異性(彼氏や彼女)がいるかどうかをたずねた結果である。中学生では現在つきあっている異性が「いる」が10.3%、「以前はいたが今はいない」が20.6%で、合わせて約3割の生徒がこれまでにつきあった経験があると回答している。
 高校生では、現在「いる」が16.6%、「以前はいたが今はいない」が34.5%で、合わせて約5割の生徒に異性とのつきあい経験がある。これらの数値には、2004年から大きな変化はみられない。
■図1-2-4 異性とのつきあい(中・高校生、経年比較)
図1-2-4 異性とのつきあい(中・高校生、経年比較)
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