第2回子ども生活実態基本調査報告書
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3. パソコンの利用(3)

 子どもたちは、2004年調査結果と同じく「パソコンをもっと使いこなせるようになりたい」「パソコンを使うのが楽しい」と考えている。2時点の変化については、「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」の回答が増えた。
 パソコンを使うにあたり、子どもたちの意識と行動はどのようになっているのか。そこで、「パソコンについて、次のようなことはあてはまりますか」として、「パソコンで調べたことについて親とよく話をする」「パソコンがないと今の生活が不便になると思う」「パソコンを使うのが楽しい」「パソコンをもっと使いこなせるようになりたい」「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」についてたずねた。選択肢は、「とてもそう」「まあそう」「あまりそうでない」「ぜんぜんそうでない」とした。

パソコンを使いたいと思う小学生

 小学生の2004年と2009年の回答結果をみたものが、図2-2-6である。グラフでは「そう」(「とてもそう」+「まあそう」)の比率を示している(図2-2-7図2-2-8も同様)。2時点とも「パソコンをもっと使いこなせるようになりたい」「パソコンを使うのが楽しい」の回答が7割を超えている。「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」が2004年と比べて増えた(2004年39.3%→2009年52.7%、以下同)。「パソコンで調べたことについて親とよく話をする」は2004年と変わらず4割弱、「パソコンがないと今の生活が不便になると思う」は2004年よりも減って約3割となっている。
■図2-2-6 パソコンについてあてはまること(小学生、経年比較)
図2-2-6 パソコンについてあてはまること(小学生、経年比較)

ネットマナーやルールを知っている中学生が増加

 中学生の2004年と2009年の回答結果をみたものが、図2-2-7である。2時点とも「パソコンをもっと使いこなせるようになりたい」「パソコンを使うのが楽しい」の回答が、小学生同様7割を超えている。「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」が2004年と比べて増えた(51.4%→62.6%)。同様に、「パソコンがないと今の生活が不便になると思う」(48.2%→53.8%)、「パソコンで調べたことについて親とよく話をする」(18.3%→24.0%)は2004年よりも増えた。
■図2-2-7 パソコンについてあてはまること(中学生、経年比較)
図2-2-7 パソコンについてあてはまること(中学生、経年比較)

パソコンがないと不便に感じる高校生

 高校生の2004年と2009年の回答結果をみたものが、図2-2-8である。「パソコンをもっと使いこなせるようになりたい」が77.9%と高い。ついで、「パソコンを使うのが楽しい」が72.5%と2004年よりも増え、7割を超えている。「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」が、小・中学生と同じく、2004年と比べて増えた(55.0%→64.4%)。「パソコンがないと今の生活が不便になると思う」(43.5%→57.2%)が増えた。「パソコンで調べたことについて親とよく話をする」(13.7%→15.7%)は2004年同様、回答割合が低い。高校生ともなれば、親とパソコンについて話すことは少なくなる。
■図2-2-8 パソコンについてあてはまること(高校生、経年比較)
図2-2-8 パソコンについてあてはまること(高校生、経年比較)

インターネット利用と指導

 インターネットが日常的に使われれば、それだけトラブル・犯罪にも巻き込まれやすくなる。「インターネットの使い方についてのマナーやルールを知っている」が増加したのは、家庭や学校で、子どもたちに徹底した指導がなされている結果であろう。
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