第2回子ども生活実態基本調査報告書
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5. 携帯電話の利用(2)

 小学生は「家族にかける電話」「家族に送るメール」、中・高校生は「友だちに送るメール」として利用している。「インターネット」は高校生が多く利用している。2004年と比べて、子どもたちの家族への通話・メール利用が増えた。

携帯電話の利用頻度

 子どもたちは携帯電話をどのように利用しているのか。携帯所持者に対して、現在「1日のうちで携帯電話(ケータイ)をどのくらい使いますか」とたずねた。項目は、「家族にかける電話」「家族に送るメール」「友だちにかける電話」「友だちに送るメール」「インターネット」の5つとし、選択肢は「ほとんど使わない」「1〜2回くらい」「3〜5回くらい」「6〜10回くらい」「11〜20回くらい」「21〜50回くらい」「51回以上」である。

家族とのコミュニケーションツールとして使う小学生

 2時点間の小学生の「使用している」(「1〜2回くらい」+「3〜5回くらい」+「6〜10回くらい」+「11〜20回くらい」+「21〜50回くらい」+「51回以上」)回答を示したものが図2-2-11である(図2-2-12、図2-2-13も同様)。2009年では、「家族にかける電話」(77.4%)、「家族に送るメール」(60.7%)の利用が多い。2004年と比べても、家族への利用は増えている。同様に、「友だちにかける電話」(2004年36.3%→2009年43.8%、以下同)、「友だちに送るメール」(37.3%→41.7%)も増えた。一方、「インターネット」の利用は減った(21.5%→15.4%)。小学生は、ケータイでインターネットはほとんど使わない。
■図2-2-11 携帯でしていること(小学生、経年比較)
図2-2-11  携帯でしていること(小学生、経年比較)

友だちとのメールとして使う中学生

 2時点間の中学生の「使用している」回答を示したものが図2-2-12である。2009年では「友だちに送るメール」(86.3%)の利用が多い。2004年と同様、中学生は友だちとのメールのやりとりを中心にケータイを利用している。「友だちにかける電話」は、メールほど利用していない。また、2004年と比べて、「家族にかける電話」(45.8%→59.4%)、「家族に送るメール」(46.1%→58.7%)、「友だちにかける電話」(38.3%→45.7%)の利用が増えた。家族に対して利用する中学生は、所持者のうち6割いる。
■図2-2-12 携帯でしていること(中学生、経年比較)
図2-2-12  携帯でしていること(中学生、経年比較)

メールとインターネットを利用する高校生

 2時点間の高校生の「使用している」回答を示したものが図2-2-13である。2009年では中学生同様、「友だちに送るメール」(90.8%)の利用が多い。メール利用が9割に対し、「友だちにかける電話」は3割程度と低い。また、「インターネット」は7割近くが利用している。2004年では54.2%の利用だったが、68.3%に増えた。また、「家族に送るメール」も2004年と比べて増えた(48.4%→57.2%)。「家族にかける電話」は5割が利用している。
■図2-2-13 携帯でしていること(高校生、経年比較)
図2-2-13 携帯でしていること(高校生、経年比較)

学校段階によって広がる使用範囲

 小学生では、家族との通話・メールとしてケータイが使われる。中学生では、友だちとのメールが多くなる。高校生では、インターネットが加わり、使用範囲が広がっていく。
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