第2回子ども生活実態基本調査報告書
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得意とするものが多いのは「ねばり強いタイプ」の子ども

 人が得意や苦手と思うことはその人の性格と関係があると考えられる。ここで、子ども自身の性格と得意なこと・苦手なこととの関係をみてみたい。子どもの性格をたずねた質問で、「ねばり強く最後まで続けるほうだ」に対して、「とてもそう」あるいは「まあそう」と回答した子どもを「ねばり強いタイプ」とし、「あまりそうでない」あるいは「ぜんぜんそうでない」と回答した子どもを「ねばり強くないタイプ」とする。

 図3-2-3からわかるように、スポーツ能力、勉強の計画立て、立てた勉強の計画の実行、知らないことを調べること、物事を論理的に考えることなど、さまざまな面において、「ねばり強いタイプ」の子どものほうが「得意」とする割合が高く、「ねばり強くないタイプ」の子どもとの間に10〜30ポイントほど差がある。かつそれはどの学校段階でも同様の傾向がみられた。性格は生まれつきのものもある一方、生まれてから育つ環境や鍛えることによって身につくものもある。小さい時から、どんなことにもねばり強く取り組み、最後までやりぬくことを多く経験することが大切であると考える。ねばり強く取り組むことによって、苦手なことが得意になる可能性が十分考えられる。得意にならなくても、少しでも苦手意識が解消でき、自信につなげることができるかもしれない。

■図3-2-3 得意なこと・苦手なこと(学校段階別・ねばり強いタイプ別)
図3-2-3 得意なこと・苦手なこと(学校段階別・ねばり強いタイプ別)
        
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