第2回子ども生活実態基本調査報告書
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マイペースでのんきな男子、しっかり者で気疲れする女子

 2009年調査の回答傾向を、男女ごとにみたのが表4-1-3である。5ポイント以上差があるものに不等号をつけた。
 女子のほうが多いのは、「きまりやルールをきちんと守るほうだ」(小・中学生)、「つかれやすい」(中学生)、「カッとなりやすい」(小・高校生)、「早く大人になりたい」(小学生)、「自分の外見(顔やスタイル)が気になる」(小・中・高校生)、「つまらないことですぐに落ち込む」(中・高校生)である。女子はまじめな一方、外見を気にしたり、すぐ落ち込んだりと周囲に気をつかう傾向がみられる(ただし、「カッとなりやすい」は、女子は男子以上に改善傾向にある)。


 それに対して、男子のほうが多いのは、「好きで、熱中していることがある」(高校生)、「ねばり強く最後まで続けるほうだ」(小学生)、「いやなことがあっても、すぐに忘れる」(小・中・高校生)、「運がよい」(小・中・高校生)である。男子のほうがくよくよ考えずに好きなことをやり、マイペースのようである。

■表4-1-3 自分自身について(学校段階別、性別)
表4-1-3 自分自身について(学校段階別、性別)

女子化する男子?

 ただ、2004年と比較した場合、「つかれやすい」が、小・中学生で女子は減少したのに対して男子は増加しており、高校生でも男女とも上昇しているが男子の上昇が著しい(男子:小学生2004年46.8%→2009年48.2%(以下同)、中学生57.2%→61.9%、高校生62.2%→71.4%、女子:小学生53.0%→50.5%、中学生70.3%→68.3%、高校生72.0%→74.4%)。
 また、「自分の外見(顔やスタイル)が気になる」で、小学生は男女とも増加しているが、中・高校生では、女子は減少または変化なしにもかかわらず、男子がわずかに増加している(男子:小学生24.6%→28.0%、中学生41.4%→44.4%、高校生61.4%→62.6%、女子:小学生50.4%→53.1%、中学生71.8%→70.8%、高校生82.8%→82.8%)。
 男子がマイペースでいられなくなり、さまざまなことに気をつかうようになってきているのかもしれない。
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