第3回子育て生活基本調査(幼児版)

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第1部 全体の調査結果/第4章 子どもへの進学期待と習い事

第2節 園での有料課外活動

園の有料課外活動の参加率は、首都圏の年長児で22.4%であった。就園状況別では保育園のほうがやや高い値になっている。園外と園内の合計をみると、「どちらも利用していない」は4割弱。つまり6割強がどちらかを利用している。ただし、「園外と園の両方を利用」している割合は16.5%と少ない。

◆園の有料課外活動の参加率は年少児から年中児にかけて大きく増加する

図1−4−3で、園で行っている有料の課外活動への参加率をみると、まず地域別では首都圏が18.3%、地方市部が5.4%、地方郡部が8.5%と、首都圏がもっとも高く、もっとも低い地方市部との差は12.9ポイントとなっている。学年別では、年少児から年中児にかけて大きく増加する。年少児では8.2%と1割を切っているが、年中児は13.2ポイント増加して21.4%となっている。そして、年長児では微増して22.4%である。

図1-4-3 園での有料課外活動の参加率(全体・地域別・首都圏/性別・学年別)

表1−4−9は、地域別に園の有料課外活動の内容をみたものである。「スポーツクラブ・体操教室」「スイミングスクール」「地域のスポーツチーム」といったスポーツ系が多くなっている他、首都圏では「英会話などの語学教室や個人レッスン」も多い。

表1-4-9 園での有料課外活動の内容(地域別)

つづいて図1−4−4で、有料課外活動の就園状況別の参加率をみると、幼稚園が17.4%、保育園が20.5%と保育園のほうがやや多くなっている。働いている母親が多い保育園では、園の有料課外活動のほうが利用しやすいのかもしれない。このことは、同じ図で母親の就業状況別の参加率からも推測される。すなわち、専業主婦が15.7%、パートやフリーが21.8%、常勤が21.0%となっている。

図1-4-4 園での有料課外活動の参加率(就園状況別・母親の就業状況別)

最後に表1−4−10は、園外教育機関の利用の有無と園の有料課外活動への参加の関係をみたものである。
  まず、首都圏全体からみると、「園外のみ利用」している割合は43.0%と4割を超えているが「園外と園の両方を利用」している割合は16.5%とあまり多くはない。また、「どちらも利用していない」も35.3%と4割弱となっている。「園のみ利用」の割合は1.8%と非常に少なくなっている。園外教育機関と園の有料課外活動とでは園外の習い事が優先されているようだ。

同じ表で就園状況別では、幼稚園児で「園外のみ利用」が48.9%、保育園児で「どちらも利用していない」が47.7%と高い値になっている。性別では、女子が男子よりも「園外のみ利用」の割合が6ポイント近く高く、男子が女子よりも「どちらも利用していない」の割合が5ポイント近く高くなっている。

表1-4-10 園外教育機関と園での有料課外活動の利用状況(首都圏全体・就園状況別・性別)
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