第3回子育て生活基本調査(幼児版)

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第1部 全体の調査結果/第4章 子どもへの進学期待と習い事

第4節 教育費

教育費の支出について「10,000 円以上」をみると、首都圏が33.5%、地方市部が22.6%、地方郡部が16.3%と地域格差が大きい。母親の就業状況別には差が小さいが、母親の学歴別では非大卒が27.0%、大卒が39.6%と差が大きい。

◆教育費支出の地域格差は大きい

1か月の教育費(習い事、通信教育、塾、レッスン料などの費用の合計)をみたものが図1−4−5である。まず経年変化からみると意外にも大きな変化はみられない。このことを教育費支出の少ない「5,000円未満」でみると、97年調査(22.0%)→03年調査(24.8%)→08年調査(23.2%)と20%台前半の推移となる。また、教育費支出の多い「20,000円以上」に着目すると、こちらも97年調査(8.9%)→03年調査(7.3%)→08年調査(8.5%)と1割弱で推移している。さらに、「10,000円〜20,000円未満」と「20,000円以上」を合計しても、97年調査(35.0%)→03年調査(33.3%)→08年調査(33.5%)と変化が小さい。

これに対して、地域別の教育費の差は大きい。教育費支出が非常に多い「20,000円以上」では、首都圏(8.5%)→地方市部(4.7%)→地方郡部(2.6%)と首都圏が高い割合になる。「10,000円〜20,000円未満」と「20,000円以上」を合計すると首都圏(33.5%)→地方市部(22.6%)→地方郡部(16.3%)と、ここでも首都圏と地方郡部の差は17.2ポイントという大きな差になっている。首都圏の家庭は地方郡部の家庭と比べて高額な教育費を支出する傾向がある。

図1-4-5 教育費(地域別・経年比較)
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