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5.受験の悩み(子ども)
8割の子どもが高校受験で合格できるか不安を感じ、6割の子どもは何を勉強すれば よいのかわからなかったと感じていた。
注1)「とてもあてはまる」+「まああてはまる」の%。 注2)<>は5ポイント以上差があるもの、≪≫は10ポイント以上差があるもの。
子どもの高校受験の悩みや不安をみると、合格への不安がもっとも多いが、64.5%が「何を勉強すればよいのかわからなかった」と回答している。高校受験期においても、勉強方法がわからずに悩む子どもの姿がうかがえる。また、中3時の校内成績別でみると、「思うように成績が伸びなくて悩んだ」など、勉強面での悩みは成績による差が大きい。それに比べると、「友だちとの関係に気をつかうようになった」などの友人関係の悩みでは、成績による差が小さい。