ベネッセ独自の調査・研究に基づく教育情報を発信。学校向け情報誌に掲載している教育動向や学校の実践事例、子どもや教育に関連したさまざまな調査の報告書、調査データなどを公開しています。
1.現在の高校での取り組み・悩み −1
8割以上が、高校は楽しく、日常生活が充実していると前向きな生活を送る一方、5〜6割は勉強方法がわからず、意欲がわかないなど、勉強面での課題がみられる。
注1)「とてもあてはまる」+「まああてはまる」の%。 注2)<>は5ポイント以上差があるもの、≪≫は10ポイント以上差があるもの。 注3)「入学意欲」の詳細は図3−2を参照。
8割以上が、高校の楽しさや日常生活の充実感を感じる一方で、勉強が難しくなったとも回答している。また、6割強が上手な勉強のしかたがわからず、5割弱が勉強しようという気持ちがわかないなど、勉強面での課題がみられる。入学意欲別では、今の学校に入学したかった子どもは、全体的に前向きな意識をもっている。一方で、高校卒業後の進学先や将来の仕事について考えているかは、今の学校かほかの学校かを問わず、入学したい学校があった場合にはあまり差がなく、入学したい学校がなかった場合との間で差がみられた。