第4回学習基本調査報告書
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 2.学習指導 確かな学力路線への転換

 こうした子どもの変化を念頭において、今回の「第4回学習指導基本調査」の結果をまとめてみると、総じて子どもたちの学習への回帰と符合した現場の学習指導の変化をみることができる。(1)学習指導要領の標準時数よりも多い時数を設定する学校が増え(1章参照)、(2)宿題を出す頻度が増した(図1-2図1-3)。また(3)家庭での学習時間の指導をする教員も増えた(6章参照)。確かな学力路線への政策の転換に、学校現場はストレートに反応したということができる。

 ただ、注意しておかねばならないのは、ゆとり教育路線のもとでの学力が引き続き目指されているわけではない点である。確かな学力路線への転換の過程で、目標とされる学力にも質的な変化が生じていると考えられる。
図1-2 宿題を出す頻度(小学校教員/経年比較)
図1-3 宿題を出す頻度(中学校教員/経年比較)
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