第4回学習基本調査報告書
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第10章 教育観

第1節 授業や生活指導で大切にしていること

この10年で、子どもの個性や自主性を尊重しようという意向や、教員は子どもをサポートする役割を担うべきだという意識が弱まった。それに代わり、学問的な重要性を考慮し、決められた範囲をきちんと教えて、その成果を客観的に評価するべきだという考え方が支持されるようになった。   【Q12(教員)】
 本章では、教員たちがどのような教育観をもっているか、それが経年でどう変化しているのかを検討したい。

 1.小学校教員の教育観の変化

 最初に、授業や生活指導面でどのようなことを大切にしているかについてたずねた結果をみてみよう。この質問では、2つの対になる教育観のうち、あえていえば重視していると思うほうを選んでもらった。図10-1-1は、小学校教員の回答について、98年調査と07年調査を比較する形で示している(02年調査ではたずねていない)。
図10-1-1 教育観(小学校教員/経年比較)
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