第4回学習基本調査報告書
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 2.「平日の朝学習」は7割強の小学校で実施、中学校は3割強にとどまる

 「平日の朝学習」は、図2-1-2のように、小学校では73.3%が実施しているのに対して、中学校では62.6%が実施しておらず、「平日の朝学習」への取り組み状況には小学校と中学校で大きな違いがみられる。

  実施している学校での週あたりの実施回数をみてみると、小学校では、「週1回」「週2回」実施する学校のほうが多く、中学校では、反対に「週4回」「週5回」実施する学校のほうがやや多い。 「平日の朝読書」と「平日の朝学習」を合わせて考えると、小学校では、多くの学校がどちらも実施しているが、それぞれの週あたりの実施回数は少ないことから、毎朝いずれかを行っているようだ。

  中学校では、「平日の朝読書」を「週5回」行っている学校が半数強に上る反面、「平日の朝学習」の実施状況は非常に低いことから、「平日の朝読書」だけをほぼ毎朝行うか、「平日の朝読書」と「平日の朝学習」のいずれかを毎朝行うかの2つのパターンに大きく分かれるようだ。
図2-1-2 平日の朝学習(小・中学校)

 3.「平日の放課後の補習」は小・中学校とも2割しか実施せず

  「平日の放課後の補習」は、図2-1-3のように、小・中学校とも実施しているのは2割ほどにとどまる。 また、実施していても、そのほとんどが「月1〜5回」、つまり週1回程度の実施にすぎない。どうやら実施する場合でも、職員会議のある日の放課後から会議までの間に実施しているといったところだろうか。

  登校時刻から1時間目までの慌ただしい間に時間を割く「平日の朝読書」や「平日の朝学習」に比べて、「平日の放課後の補習」は、授業が終わった後に時間をとればいいだけのように思うが、中学校では放課後に部活動が行われている割合が高いことも合わせて、放課後は教務関係以外の校務をこなすので手一杯なのかもしれない。
図2-1-3 平日の放課後の補習(小・中学校)
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