第4回学習基本調査報告書
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 次に、中学校の宿題の内容をみていこう。表6-1-3はその経年変化を表したものである。「自作プリント」(97年調査62.1%→02年調査56.9%→07年調査63.1%、以下同)、「調べ学習」(31.7%→23.9%→33.0%)、「高校入試対策になる内容」(31.3%→23.5%→32.9%)の3項目は、02年調査で一旦数値が落ち込んだ後、07年調査では数値が97年調査なみに戻っている。「定期試験対策になる内容」は02年調査に比べて、07年調査では64.2%と、11.9ポイント増加している。

 中学校の宿題内容の上位5項目は「学校指定の副教材、問題集」(81.7%)、「授業でやり残した作業や課題」(67.9%)、「定期試験対策になる内容」(64.2%)、「自作プリント」(63.1%)、「計算や漢字などの反復的の練習」(58.6%)である。中学校の宿題内容をみると、やはり定期試験を意識したものが多いと感じる。
表6-1-3 宿題の内容(中学校教員/経年比較)
 表6-1-4は中学校教員の担当教科別にみた宿題内容である。いずれの教科でも5割を超えているものは「学校指定の副教材、問題集」「自作プリント」「定期試験対策になる内容」「授業でやり残した作業や課題」である。「計算や漢字などの反復的な練習」については、国語、外国語、数学が7割を超えているが、社会、理科は2割弱にとどまっている。「教科書の問題」は、数学だけが8割を超え、他の教科は3〜5割程度である。宿題内容についての回答割合の違いはかなり教科の特性を反映していると考えられる。
表6-1-4 宿題の内容(中学校教員/担当教科別)
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